2005年11月29日

消化のしくみ


食物の栄養素は、口と胃、十二指腸、膵臓から分泌される消化酵素に
よって分解されます。(消化)

1、食べ物が口にはいると、歯で砕いたりすりつぶしたりして消化の準備をする。
口内の味らい(味を感じる組織)が味成分を感じ、唾液が増える。
舌は、その唾液に食べ物を混ぜ、食道へ送る。

糖質の分解が始まる唾液には、アミラーゼという消化酵素が含まれ、穀物のデンプンや魚肉の
グリコーゲン(動物性デンプン)を分解。

タンパク質の分解が始まる
2、食べ物は、食道の蠕動運動によって胃に送られい、胃にたまると
胃液が出、胃の運動によって食べ物と胃液が混ざり、粥状になる。
胃液の成分は塩酸、ペプシノーゲン、粘液です。
塩酸は、食べ物を殺菌して腐敗や発酵を防ぎ、ペプシコーゲンは、塩酸の
働きで、ペプシンという消化酵素になり、タンパク質を分解し、
粘液は塩酸から、胃壁を守ります。

脂質の分解が始まる
3、胃の内容物が十二指腸に送られるとき、強酸性の胃液は粘液で中和
されるが、内容物は酸性に傾いており、その刺激で十二指腸からホルモンが
分泌され、膵臓に働きかけ膵液を出させ、胆嚢からは胆汁をださせる。
脂質はそのままでは消化液」になじみませんが、胆汁の助けで消化液と混じり
膵臓の消化するときに酵素リパーゼで分解される。


胸やけは、何故、起こる。
胃の入口の括約筋というところが緩んで胃の内容物が胃液とともに
食道へ逆流するときにおきる。
胃液には、塩酸が含まれるので、食道の内壁を刺激して
胸がやけるような感じになる。
暴飲暴食や脂っぽい食事をしたときにおきる。
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2005年11月27日

タンパク質の代謝


アミノ酸やペプチドになって吸収され、肝臓から各組織へ
送られて、体のタンパク質につくり替えられます。

胃液と膵液で段階的に分解
タンパク質は、胃液の消化酵素ペプシンでペプチド結合が切断され、
立体構造から鎖状のポリペプチドになる。
ポリペプチドが十二指腸に送られ膵液の消化酵素カルボキシペプチターゼに
よってアミノ酸が3つ結合したトリペプチドになり、キモトリプシンによって
アミノ酸が2つ結合したジペプチドになり、最後にトリプシンによってアミノ酸
になる。アミノ酸やペプチドの状態で小腸から吸収される。

タンパク質の分解と合成
吸収されてアミノ酸は肝臓に運ばれ、血液を経て各組織へ送られる。
組織の細胞では、筋肉やつめなどになる新しいタンパク質がアミノ酸から
つくられ、同時に同量の古いタンパク質が分解されて血液に出される。
分解物の75〜80%は肝臓で新しいアミノ酸につくり替えられ血液中に
出て行く。

アミノ酸はブドウ糖にも変化
不要になったアミノ酸からは窒素化合物の有毒なアンモニアが肝臓で遊離。
無毒な尿素にされ、尿として体の外へ排泄。
窒素を除いたあとのアミノ酸はエネルギー源になったり、
ブドウ糖や脂質に変化、血糖の不足にはブドウ糖になり血糖を補う。

posted by ブルース at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 栄養素の働き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

吸収のしくみ

食べ物の栄養素が消化によって最小サイズに分解され、体内に取り込まれる
ことを吸収という。

空腸と回腸
1、小腸は3つの部分からなる。
小腸は、十二指腸(約25cm)、空腸(その先の5分の2)、回腸(残り)
の3つで構成される。
空腸と回腸で栄養素と水が吸収される。

2、絨毛と微絨毛の二重構造
空腸、回腸の内壁は高さ1mmの絨毛で覆われ、その表面には、微絨毛が生えている。
微絨毛の表面積の合計は人間の体表面積の約5倍。

空腸と回腸の内壁が消化の完成場所
1、微絨毛にある消化酵素の役目
ここまで消化されてきた栄養素を種類別に選び、最小サイズの栄養素にして吸収
する酵素がある。これを終末消化酵素という。
糖質は、麦芽糖から、ブドウ糖に分解されて吸収され、
タンパク質は、アミノ酸やペプチドに分解され吸収、
脂質のうち、中性脂肪は脂肪酸とグリセロールに、分解され
他の脂質のコレステロールやリン脂質とともに吸収される。

2、血液やリンパ液にとけて体内へ。
絨毛の内部には血管とリンパ管が通っている。
ブドウ糖などの単糖類やアミノ酸やペプチド、水溶性ビタミン、ミネラルは
静脈に溶けて、門脈という太い静脈を経て肝臓へ送られる。
脂質、脂溶性ビタミンはリンパ管から静脈に入り、心臓、動脈を経て肝臓に入る。

栄養素は何故、肝臓に運ばれる
栄養素が肝臓に運ばれるのは、肝臓が栄養素を人の体に役立つように処理する所だからである。
ブドウ糖の一部はグリコーゲンに合成されて肝臓に蓄えられる。これは、血糖が下がったときに
ブドウ糖を供給できるようにするためです。
アミノ酸は人の体に合うアミノ酸に作り変えられ、脂質も体に利用できるように
再合成されて血中に出される。
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2005年11月18日

食欲のしくみ

食欲は、脳の視床下部にある摂食中枢と満腹中枢によって、
コントロールされている。

生理的に起こる食欲のしくみ1、血糖値が低下すると食欲がわく。
血糖値は食後上昇するが、だんだん低下し、空腹時血糖値(70〜110mg/dl)
になる。この血糖濃度に脳の視床下部にある摂食中枢が反応すると
空腹感が生まれ、食欲が生まれ、食欲がわく。
空腹時血糖値の約2倍になると視床下部の満腹中枢が反応して、
食欲がなくなる。

2、胃壁が縮むと食欲が湧く。
胃に食べ物がはいると、胃壁が伸びる。
その変化に副交感神経が反応して満腹中枢を刺激し、満腹感を起こす。
胃の内容物が腸へ送られると胃壁が縮む。
それに交感神経が反応して摂食中枢を刺激し、空腹感を起こすので、
食欲がわく。

感覚的に起こる食欲のしくみ
食欲は、食べ物の見た目、味、香、食感、料理を作る音、雰囲気にも、影響を受ける。
その情報が神経を介して、大脳皮質の感覚野に送られ、情報が統合される。
その結果と記憶、知識などが脳の扁桃体という部分で統合され、おいしい、まずい
などの判断がされ、視床下部に伝わり、食欲が起こったり、なくなったりする。
posted by ブルース at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 栄養素の働き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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