2005年11月26日

タンパク質

タンパク質とは、アミノ酸が多数結合した高分子化合物。
炭素、水素、酸素、窒素、イオウを含む。
アミノ酸の種類や量、配列順序によって、タンパク質の形状や性質、
働きが異なる。

人の体は10万種類のタンパク質でできているが、
これらは、20種のアミノ酸でできている。
単純タンパク質(アミノ酸だけで、できている)
複合タンパク質(アミノ酸以外の成分もふくまれている)

働き筋肉や臓器を構成する成分。
酵素、ホルモン、免疫抗体の原料にもなる。

過剰
タンパク質には、糖質や脂質のように体に貯蔵するしくみがなく、
過剰分は尿へ排泄される。そのため、腎臓に負担をかけ、腎機能障害になる可能性がある。
尿中カルシウム排泄量が増加、骨粗しょう症にも、つながる。

不足
タンパク質が不足すると、人体を構成するタンパク質が不足分を補うため、
分解される。その為、体力や免疫力が低下。

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2005年11月21日

糖質


ごはんなどの穀類に多く含まれ、おもにエネルギー源として
利用される重要な栄養素(いも類、砂糖、果物)

1gで4キロカロリーのエネルギー源となる。

炭素、水素、酸素で構成される有機化合物。
炭水化物=糖質+食物繊維


働き
食べ物からとった糖質の多くは、消化吸収された後、
最終的にブドウ糖に分解され、血液を通して各細胞に
運ばれ、エネルギー源として利用。
糖タンパク質、糖資質、核酸などの成分として重要。

注意点
過剰なブドウ糖は脂肪質に合成されて脂肪組織に運ばれ
体脂肪として蓄えられるため、肥満症になる。

砂糖や果物に多い果糖は、大量にとると、肝臓に蓄積されたり
高中性脂肪血症、高尿酸血症を起こす。

ショ糖(砂糖の主成分)は虫歯の原因、口内のミュータンス菌により
粘液性物質がつくられ、菌が増え、歯を溶かす有機酸が産出される。

不足
人体を構成する体タンパク質や体脂肪がエネルギー源として充当される。
分解は筋肉を減少、体脂肪の場合、ケトン血症(血中にケトン体が増加)
を招く。

摂取
糖質がエネルギーに変わるときにビタミンB1が必要になる。

種類
1、単糖類(1個の糖からなるもの)
ブドウ糖(グルコース)
穀類や果物に多く含まれ、栄養学上、最も重要な糖質、
血液中に血糖として一定濃度(0.1%)で含まれ、
エネルギー源として利用、生理作用に関与。

果糖(フルクトース)
果汁に多く含まれることから、果糖と呼ばれる。
はちみつの固形成分の半分は果糖。

ガラクトース
乳糖の構成成分で、乳汁に多く含まれている。

2、小糖類(単糖類が2〜10個結合したものをいう。)
ショ糖(スクロース)
ブドウ糖と果糖が結合した二糖類、砂糖の主成分(さとうきび)

麦芽糖(マルトース)
ブドウ糖が2分子結合した二糖類、麦芽や水あめに含まれる。

乳糖(ラクトース)
ブドウ糖とガラクトースが結合した二糖類、動物の乳汁に含まれる。

オリゴ糖(少しの意味)
消化酵素によって分解されず、腸内でビフィズス菌の栄養源になる。
フラクトオリゴ糖、イソマルオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖がある。

3、多糖類(単糖が多数結合した高分子化合物)
デンプン
ブドウ糖が多数結合した植物性の貯蔵多糖類で穀類やいも類に含まれ、
直鎖状のアミロースと枝わかれしたアミロペクチンがある。

グリコーゲン
ブドウ糖が多数結合した動物性の貯蔵多糖類で、肝臓や筋肉に多く含まれ、
アミロペクチンとよく似た構造をしています。

その他の多糖類
植物の細胞壁の主成分であるセルロース。
果物や野菜に多いペクチンなどは、難消化性多糖類または
食物繊維と呼ばれる。



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2005年11月20日

脂質


脂質は水に溶けずにエーテルやコロロホルムなどの有機溶媒に溶ける性質。
細胞膜や核酸、神経組織などの構成成分として重要。
1gあたり9キロカロリーの高エネルギーを生み出す。
脂溶性ビタミンの吸収を助ける。

分類
1、単純脂質
中性脂肪、ろう(脂肪酸とアルコールが結合した構造)

中性脂肪は一般に脂肪と呼ばれ、貯蔵脂質として皮下や腹腔などに蓄えられ
必要に応じてエネルギー源として利用される。
熱伝導が低いので体温維持や臓器を保護する。

2、複合脂質
リン脂質、糖脂質(単純脂質に他の成分が結合した構造)
タンパク質と結合して細胞膜を形成。
エネルギー源にはならない。

3、誘導脂質
ステロール類があり、動物の体内に存在するステロールの多くは、
コレステロールです。

不足
エネルギー不足になり、血管や細胞膜が弱くなり、脳出血の可能性が
たかまります。


脂肪酸の種類(中性脂肪の構成成分)
脂肪酸は、炭素と水素が手を組んで1本の鎖状に連なった片端にカルボキシル基が
結合した構造。

種類(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸)
飽和脂肪酸(鎖状につながった炭素にすべて水素が結合している、化学式)
不飽和脂肪酸(炭素と水素が結び付かずに炭素同士が二重結合)
 一価不飽和脂肪酸(二重結合が1個)
 多価不飽和脂肪酸(二重結合が2個以上)
  炭素鎖の3番目が二重結合(n-3系) 
  炭素鎖の6番目が二重結合(n-6系)
この系列によって、性質や栄養的価値が大きく異なるので重要。


飽和脂肪酸
多く含まれる食品
 肉類、乳、乳製品の脂肪に含まれる。
脂肪酸の種類
 ステアリン酸、パルチミン酸、ミリスチン酸、酪酸、ラウリン酸(やし油)
働き
 血液中の中性脂肪やコレステロールを増やす。

不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸)
 一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)
  含まれる食品
   オリーブ油、キャノーラ油、調合サラダ油
  働き
   血液中のHDLコレステロールを下げる。
   過酸化脂質を作りにくい。

 多価不飽和脂肪酸(n-6系脂肪酸、n-3系脂肪酸)
  n-6系脂肪酸(リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸)
   体内で合成できない。(必須脂肪酸)
   リノール酸(紅花油、ひまわり油、大豆油、ゴマ油、コーン油)
    コレステロール低下、動脈硬化予防、
   γ-リノレン酸(月見草油、母乳)
    コレステロール低下、血圧低下
   アラキドン酸(レバー、卵白、サザエ、伊勢海老、アワビ)
    免疫力、血圧低下。

  n-3系脂肪酸(α-リノレン酸、DHA、EPA)
   α-リノレン酸(シソ油、えごま油、しそ、えごま)
    高血圧、心疾患、ガンを予防。
   DHA,EPA(マグロ、マダイ、サバ、ハマチ、ウナギ、サンマ、サワラ)
    中性脂肪を低下、高血圧、血管障害を予防。

コレステロール
 脂質の一種で脳や神経組織、肝臓などに存在。
 細胞膜の構成成分として、性ホルモン、副腎皮質ホルモン、胆汁酸、
 原料として重要。

 リン脂質やタンパク質とともに親水性のリボタンパク質を構成し、
 血液中にも存在する。
 これには、4種類ある。(カイロミクロン、VLDL、LL、HDL)
 LDLは、コレステロールを肝臓から、体の各組織に運ぶ。
 HDLは、組織中のコレステロールを肝臓に戻す。

過剰
 LDLコレステロールが増えると、血管で、酸化され、たまって動脈硬化になる。
 
不足
 細胞膜や血管が弱くなったり、免疫力の低下になり、脳出血やガンをおこしやすなる。



  

posted by ブルース at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 栄養素の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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